くらげたちへのレクイエム4

都内金融機関にて社会人7年目。 東京大学法学部卒。メインは読書記録を書いていく予定。▽キーワード:自己啓発、金融、野球、政治、M&A、競馬、AKB、大家志津香、異国のパルピタンテ、ヴィヴィアン・ゆん、dora☆dora、一色葵

『リベンジ・ホテル』江上剛

とあるホテルチェーンで、本書を新人向けの教材として利用しているという話を伺って購入。
就職難のなか何とか新卒で入社した主人公が、寂れた地方ホテルを再建するというサクセスストーリー。
あまりに主人公がトントン拍子に成功を収めていくことに若干の違和感を覚えるものの、ホテルが宿泊客や地域社会にどのような価値を提供する存在なのかという筋は通っているように感じた。また、ホテルの組織構成・収益構造についても分りやすく記述されており、ホテルチェーンで教材として利用されていることにも納得できる作品。
ホテルは取引先も多く、また地元の観光や経済の核となる存在。東京五輪やインバウンド(海外からの宿泊客)の増加により、ホテル業界を取り巻く外部環境は明るい一方、地方の名門企業がノンコアのホテルを抱えて四苦八苦しているという現状もある。特に地方銀行にとっては、地元ホテルの処理ということが今後の課題になってくるであろう。銀行員やコンサルがホテルについて手っ取り早く理解する為の教材として本書をおすすめしたい。
私も本書の参考文献にもあたることで、より効率的にホテルビジネスについての理解を深めることができた。


満足度
☆☆☆☆★



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  1. 2015/05/18(月) 23:02:11|
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