くらげたちへのレクイエム4

都内金融機関にて社会人7年目。 東京大学法学部卒。メインは読書記録を書いていく予定。▽キーワード:自己啓発、金融、野球、政治、M&A、競馬、AKB、大家志津香、異国のパルピタンテ、ヴィヴィアン・ゆん、dora☆dora、一色葵

藤田晋トークセッション「勝負強い経営~洗面器から最後まで顔を上げなかったものが勝つ~」2016.6.21

日経新聞有料版購読者限定セミナーに参加してきました。
藤田晋といえば麻雀の腕前はプロ級で有名。経営と麻雀には相通じるものがあるというコラムを良く拝見していたのですが、今回のテーマは経営と麻雀について。
CAに対するイメージはネットバブル期に登場した企業の一つという印象で、キラキラ女子やちゃらい体育会系で伸びている会社というのが受講前のイメージでしたが、社長は非常に論理的で固いビジネスをしているんだなというのが感想。質疑応答も敢えて難しい言葉や横文字を避けていて、相手にどう伝えるかに非常に拘っているのだなと感じました。
ネットバブルブームに乗って追い風にするために、必要な時は会合への参加やメディア露出はしたが、不要な会合は無謀な投資は決してしなかったと聞いて感嘆。
仕事への情熱と論理を兼ね備えていて、三木谷さんに社交性や温かみをプラスした印象。
現状はAmebaやゲーム事業が現状の収益の柱ですが、今後リソースを集中投下していく予定のメディア事業を伸ばしていけるか、そしてCAを世界で戦える企業にできるのか楽しみにしています。


【エッセンス】
① 洗面器:短期的に自分の力で結果を出せる競技として麻雀に挑戦。麻雀と経営の相互フィードバック。麻雀も経営も我慢のゲーム。勝負所ではないのに勝負をかける人から脱落。負けの99%が自滅であり、ミスしなければ勝てる。不平等なところからスタートして、スピードと得点を競うゲーム。麻雀を通じてリスクリターンの感覚を研ぎ澄ます。
② 幽体離脱:メンタルとバランスを崩さないように、もう一人の自分と対話する。
③ 激怒:筋の通らない行動をした者への示しをつけるパフォーマンスとして利用する。
④ 雑用:雑用の手を抜くとツキが逃げる。偉くなっても大事な雑用は自分でするべき。細かい仕事が雑だと信用でいない。飲み会のセッティングも、いわば大きな仕事を任せる為の試金石。藤田社長は社員のSNSは細かくチェックしているし、名前は覚えるということを心がけている。
⑤ 低姿勢:偉くなったら負けが始まる。長続きする経営者はおおむね低姿勢(楽天は除く)。
⑥ 兼任監督:監督に徹する人は成長しない。技術が進化する世界では監督は自分で経験しないと、人には任せられない。但し、現場の手柄を撮ると人が育たない。
⑦ 子会社社長:若手を部門のリーダーではなく、子会社として切り離し社長にすることで社員のモチベーション・責任感・能力をアップする。連結経営なので全体としては同じであり、子会社の肩書はタダだが日本では社長とい言葉の与えるインパクトが大きい。各社には自由にやらせるが、マネジメントツールの中では管理する。
・経験を積ませることで人を育てる。役員を2年で2人ずつ入れ替える制度を導入したところ、役員のモチベーションがアップした。人材育成は生来利益で還元してもらうため。チャレンジと努力した結果失敗したなら、再度チャンスを与える。
・サラリーマンの経験は会社の仕組みやマナーを学ぶ上で役に立った。起業した後も大企業からの信頼を得る上でショートカットとなった。
・CAの目標はグローバルな規模で人に尊敬されるビジネスを手掛けること。世界で成功するプロダクトを作る為には、技術・デザインで卓越する必要がある。
・CAの社長としてはギャンブルとしての麻雀よりも競技麻雀の方が面白いと思う。中継される中で下手な麻雀は打てないというプレッシャーと戦いながら麻雀を打っている。お金を賭けるとカネを払えばそれで済んでしまう。酒を飲みながら打つ麻雀は論外。

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  1. 2016/06/22(水) 00:36:18|
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