くらげたちへのレクイエム4

都内金融機関にて社会人7年目。 東京大学法学部卒。メインは読書記録を書いていく予定。▽キーワード:自己啓発、金融、野球、政治、M&A、競馬、AKB、大家志津香、異国のパルピタンテ、ヴィヴィアン・ゆん、dora☆dora、一色葵

『赤めだか』立川談春

【感想】
立川流四天王の一人で、チケットの最も取れない落語家の一人と言われる談春のエッセイ。高校を中退後、立川談志に入門してから、真打昇進に至るまでの苦難と葛藤を描く。
軸にあるのは師匠である天才男子の教えや言葉たち。落語の世界では異端とされる立川流で、なぜこれほどまで多くの実力のある落語家が育ったのか。談志の画期的な育成手法と、その天才に魅了され、天才を理解する為にもがく談春や志の輔たちの姿が描かれている。
この本が落語家の本として圧倒的なベストセラーになったのは、何をおいてもその読みやすさ。語感であったり、比喩であったりが心地よく、きっとこの本を音読したら楽しいのだろうなという小気味よさを感じさせる。勿論、師匠である談志無しにはこの本は成立しないのだが。
私は立川流では圧倒的に志らく贔屓なので、志らくの描かれ方には納得はいかないが。

満足度
☆☆☆★★


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  1. 2016/10/12(水) 09:39:43|
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