くらげたちへのレクイエム4

都内金融機関にて社会人7年目。 東京大学法学部卒。メインは読書記録を書いていく予定。▽キーワード:自己啓発、金融、野球、政治、M&A、競馬、AKB、大家志津香、異国のパルピタンテ、ヴィヴィアン・ゆん、dora☆dora、一色葵

ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ

民主党大統領候補ヒラリーが批判を浴び、トランプ大統領誕生の大きな要因となった私的メール利用問題。そのメール私的利用は、民主党議員ウィーナーのセックススキャンダルを調査する過程で見つかった。ハンサムな容姿と巧みな弁舌で人気を集め、ヒラリーの右腕と評される妻と理想の夫婦として注目されていたウィーナー。しかし、ツイッターへの誤投稿から、女性と性的なメッセージや画像を送りあう性癖を持っていたことが明らかになり議員を辞職する結果に。
2年後ウィーナーは妻や周囲の赦しを得ながら、ニューヨーク市長選に立候補して再起を目指す。その選挙において密着取材が行われた作品が本作品。
物語の序盤では、セックススキャンダルの被害者である妻の赦しもあり、リベラルなNYの市民はウィーナーに再度のチャンスを与えようとする。世論調査ではトップに立ち、対立候補がウィーナーの人格攻撃をしようものならブーイングが起こる始末。ウィーナーも周囲も選挙戦に手ごたえを感じた矢先、ウィーナーには再度のスキャンダルが生じてしまい、それはウィーナーの政治生命に止めを刺す結果に。
おそらく、撮影陣は二度目のスキャンダルの後はガッツポーズしていたのでは。結果的に、選挙コメディドキュメンタリーが出来上がったわけですが、選挙戦終盤のいくら政策を訴えようとしても性的嗜好についても質問しかされないウィーナーが哀れになる。
ただ、いくら展開が面白くてもドキュメンタリーは本物のコメディには勝てないわけで、一度過ちを犯した政治家が、市民に赦され再起していく熱狂を描いたドキュメンタリーのほうが映画として価値があったのではないかと。
今までの選挙ドキュメンタリーはマック赤坂であったり泡沫候補を描いた作品が多いですが、資金調達パーティであったり幹部会議であったり、有力陣営の裏側を描いた作品というのは珍しいのでそこには価値があると思います。
いずれにせよ、政治家もアイドルも下ネタには注意しないといけないですね。
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  1. 2017/03/05(日) 21:40:23|
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